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PDPに関する特許についてのご説明(その1)

今年も半分終わってしまいました。
ここからは、新しいことをしていきたいなとつくづく思うところであります。

さて、今回権利化した特許に関する内容ですが
民生用機器としてはその存在が抹殺された感のあるデバイス
プラズマテレビ(プラズマディスプレイ)に関する内容となります。
この特許は、プラズマディスプレイが発光するために用いている放電の
省電力化を目的として考えられた波形を基盤にしています。

今回の特許で最も重要になる点は、通常の放電を
限りなく弱くしながら、安定した自続放電を形成することを目指した点です。
従来との放電の比較を図に示します。

図 MNU-0002-1 従来方式(A)と提案駆動(B)の波形

 ご覧いただければおわかりになるかと思いますが、従来の省エネ駆動と言われる二段階駆動方式は、放電を2回に分けることにより放電の強度を削減し、エネルギー消費効率を向上させるものです。それに対して、本特許における駆動は都合3回放電を起こしています。ただし、3回放電を起こすという回数をベースに駆動波形を設計したわけではないことをご理解いただければと思います。

本日は、これ以上詳しい波形に関する内容を控えさせていただきますが、この波形の設計に関しては様々な観点から最適化されているということを次回以降、少しずつ紹介させていただきますので、よろしくお願いします。

では、また。

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