引き続き、権利化した特許に関するお話しを進めていきます。 テレビというものが、大衆娯楽からずいぶんと乖離してしまっていて 毎日必ずテレビを1時間以上見ている層もずいぶんと減っています。 このような状況において、テレビを無駄につけていてください という提案は現実的でないため、いかに電源断時の画面領域 全面黒表示の解決策が必要となります。 たとえば、日本においては屏風という表現方法があります。 これは動かないものに対して、しかし優雅な描写として みるものを魅了するという特徴があります。 この屏風の世界をデジタルデバイスに応用できるようにすれば 全く動かない映像でも、画像としてではなく映像として 人間の目には受け入れられるのではないか、と考えると これを実現するコンテンツは自ずと見つかってきます。 たとえば、世界的に活躍しておられる長谷川章先生の D-Kというデジタルコンテンツは、日本に造詣が深い ヨーロッパ方面などでは、すでに何度も披露されている 新しい芸術作品として認知されてきています。 このようなコンテンツを、テレビに応用することができれば 大画面であればあるほどコンテンツとしての魅力と同時に ディスプレイの魅力が際立つことにつながります。 そこで、今回の特許をこのD-Kアート表現に用いることを想定します。 その際の消費電力など、エネルギーパラメータを軸に 時間対コストパフォーマンスを議論していきたいと思います。 では、この続きは次回ご説明させていただきます。
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