スキップしてメイン コンテンツに移動

半透過型新液晶パネル構造特許のご説明(その3)

引き続き、権利化した特許に関するお話しを進めていきます。
テレビというものが、大衆娯楽からずいぶんと乖離してしまっていて
毎日必ずテレビを1時間以上見ている層もずいぶんと減っています。

このような状況において、テレビを無駄につけていてください
という提案は現実的でないため、いかに電源断時の画面領域
全面黒表示の解決策が必要となります。

たとえば、日本においては屏風という表現方法があります。
これは動かないものに対して、しかし優雅な描写として
みるものを魅了するという特徴があります。
この屏風の世界をデジタルデバイスに応用できるようにすれば
全く動かない映像でも、画像としてではなく映像として
人間の目には受け入れられるのではないか、と考えると
これを実現するコンテンツは自ずと見つかってきます。

たとえば、世界的に活躍しておられる長谷川章先生の
D-Kというデジタルコンテンツは、日本に造詣が深い
ヨーロッパ方面などでは、すでに何度も披露されている
新しい芸術作品として認知されてきています。
このようなコンテンツを、テレビに応用することができれば
大画面であればあるほどコンテンツとしての魅力と同時に
ディスプレイの魅力が際立つことにつながります。

そこで、今回の特許をこのD-Kアート表現に用いることを想定します。
その際の消費電力など、エネルギーパラメータを軸に
時間対コストパフォーマンスを議論していきたいと思います。
では、この続きは次回ご説明させていただきます。

コメント

このブログの人気の投稿

INTEROP Tokyo2015

6月11日(木)Interop Tokyoへ行ってきました。 私の目当ては、CITRIX社 ブース会場で行われた クラウド・エバンジェリストの北瀬公彦さんと常田秀明さんの講演です CITRIX社のロードバランサーであるネットスケーラーの活用事例を IBM社のクラウドサービスSoftLayerを例に説明されていました。 CITRIX社は、IBM社のグローバル提携企業だから、 CITRIX社のロードバランサーであるネットスケーラーと SoftLayer は、セットで説明されていました。 SoftLayer は、データセンターをプライベートにつなぐネットワークだっていう話でしたので、 IBM社のSoftLayer の物理サーバーを使えば、 データセンターをクラウド化ができる。 (オンプレミスの環境をそのまあ維持してデータセンターへ移行できる) 従来のオンプレミスユーザー最適だってことでした。 そのため、仮想化とか、クラウドがどうかとか説明必要ないということになり、 企業の情報システム担当者は、安心して使えるし、経営者にも説明しやすいと思いました。 自前で仮想化システム研究できる余裕はなく、 PaaSは不安という感じがあれば、 SoftLayerのIaaSサービスって、選択しやすいし、わかりやすい。 最適なクラウド基盤を選択できるっていいなと思いました。

OPEN CLOUD INNOVATION FESTA 2016

9/16(金)と9/17(土)に国立大学法人電気通信大学で開催された「OPEN CLOUD INNOVATION FESTA 2016」に運営で参加させていただきました。  弊社からは、雪本と石橋がそれぞれ以下の内容で登壇させていただきました。 スピーカ:雪本修一 タイトル:IBM Bluemix openWhiskでslackbot 内容:softlayerを操作するslackbotをサーバレスで実装する方法をご紹介 スピーカ:石橋崇 タイトル:GoLangでノンブロッキングなwebアプリケーションの実現 内容:GoLangでノンブロッキングなwebアプリケーションの実現方法について解説 発表スライドについては順次公開していきます。 発表の様子は YouTube で公開されていますのでご確認ください。  今回は懇親会で豪勢なケーキもでて盛り上がりました ユーザ会の運営委員として、朝の準備から最後の片付けまで二日間やりましたが、さすがに疲れました。 UECプログラミング教室の子どもたち 弊社がスポンサーをしている、「 UECプログラミング教室 」の子どもたちも自分が作ったプログラムや、教室に参加してどうだったかなどの体験談の発表を行いました。 小学生が中心で、5月からはじめてプログラムにふれあう子どもたちでしたが、成長著しいです。今後定期的に生徒を募集しますのでぜひ学びに来てください。 ボランティアで参加してくださった電気通信大学の学生もよく頑張ってくれました。 最後に運営スタッフみんなで記念撮影 皆様本当に二日間お疲れ様でした。