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半透過型新液晶パネル構造特許のご説明(その4)

こんにちは、MNUの伊東です。
前回までの内容で出てきている、D-Kというコンテンツについて
少し詳しくお話しさせていただきたいと思います。

D-Kはデジタル掛け軸と呼ばれる全く新しいアートです。
最近では日本でもかなり行われるようになってきていますが
よく似たものとして対比される、プロジェクションマッピングとは
根本的に概念が異なります。

使われている画像は、コンピュータにより生成された
ホワイトノイズ(意味のない情報)を合成してできたもので
その画像自体に特段の情報や、意味性がないものとなっています。
では、一体何の目的があってこのような画像群ができあがったのか。
それについては、非常におもしろい考え方なのですが
ここで詳しく説明するには1週間ぐらいかかりそうなので
とりあえず、おいておきます。

結論から申し上げますと
このD-Kをテレビで表現するには、様々な点から考えて
明るくない方がよいと言うことになります。
表面輝度としてはせいぜい50 cd/m^2という薄暗い映像として表現できる
省エネタイプの画像群です。

大型・高解像度になるほど、全体の光量が大きくなってしまうため
大型ディスプレイを部屋に置くと、照明をつけていないのにもかかわらず
ピッカピカに明るい部屋ができあがる原因がここにあります。
今、パソコンに代表される情報ツールは自分の欲しいものを
欲しいときに、欲しいだけ供給するようになっています。
双方向性とも言われるこのサービス群に、テレビをはじめとする
既存のマスメディアは完全において行かれています。
そのため、このようにデカいテレビを平気で家に置くようなビジネスモデルを
提案し続けることになります。

今回のD-K on TVを実現する液晶テレビは、大型であればあるほど訴求力が高く
なおかつ、低輝度で表現できるため省エネという相反する
システムを実現することができる夢の技術です。
画像に意味性がないため、ストレスがたまりにくく
富山県立の医療機関にて有意差のあるリラクゼーション効果が証明されました。

このシステムを特許による半透過型液晶ディスプレイで実現した暁には
素晴らしいリビングセットとして、人気になることでしょう。

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